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Facebookで祖母の話題が出て思い出したので、拙著『沖縄本礼賛』(p.187)から引用します。 我が家の本棚事情 我が家は築九十年以上経っている。正確なことは分からないが大正六年だか八年だかに建てられた。よほど腕のいい大工さんが選りすぐりの材料で建ててくれたのだろう、まだ倒れていない。関東大震災にも持ちこたえ、第二次世界大戦の空襲も奇跡的に逃れて、現在に至っている。床板の下には防空壕と井戸が残っている。祖父母が住み、父や叔父、叔母が生まれ育った家。あれやこれやの経緯があって、現在は長男の長男である私と嫁さんの二人、それと猫三匹が住んでいる。 余談。二〇〇四年に亡くなった祖母がまだこの家に住んでいた頃、こんな話をしてくれたことがあった。 「関東大震災はね、 それはそれは恐かった。この世の中に地震ほど恐いものはないと思った。だけどね、戦争が始まって、空襲があって、食べるものもなくなってね……。地震よりももっと恐いものがあるって知ったのよ。だからね、てっちゃん、戦争は起こしちゃいけないんだよ」。余談終わり。 《後略》
by macondo
| 2012-11-14 20:23
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