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3.11で本の山がばっさばっさと崩れた。 あれより大きな地震が来れば、本の山どころか本棚ごと倒れて家から出られなくなる。 「庭に物置を建てて書庫にしよう」と決めた。 それから約半年。 設置工事のスケジュールがだいたい決まった。 今月中には完成する予定。 4畳分の広さの物置に本をぎっちり詰め込むから、 普通に物置を組み立ててポンと置くだけではズブズブと地面にめり込んでしまう。 基礎工事からしっかりやらなければならない。 植物を全部抜いて、砂利を敷き詰めて、コンクリートを打つ。 照明も取り付けるから電気の工事も必要になる。 こんなことを自分でできるわけはないから、 幼なじみの大工をはじめとする職人さんにやってもらう。 工事は職人さんに任せるから、こちらは完成後を夢見ていればよいことになる。うひ。 最新鋭のシミュレーションソフト(※)を使って、 この物置に何冊の本を収納できるか試算してみた。 (※ エクセルってやつ) 高さ1800mm×幅1200mm×奥行き300mmのスチールの棚を4架、 ドミノ倒しのドミノのように平行に並べる。 1架は壁に付けて、残りの3架は前後から本を差す。 つまり、高さ1800mm×幅1200mmの面が7つできることになる。 1つの面は平均7段(本の天地の寸法はひとまず考えないことにする)。 幅1200mm×7段×7面=58800mm。 厚さ1mmくらいのものから10cmを超えるようなものまでいろいろな本があるけど、 平均で何ミリなら何冊入るのか――。 平均8mmだと7350冊。 平均10mmだと5880冊。 平均12mmだと4900冊。 いまちょっと身の回りにある本の厚さを測ってみた。 『宮古島まもる君パーフェクトガイド』は約3mm。 《Mac Fan》'11年11月号(特集1は「ありがとう、スティーブ」)は約9mm。 泉昌之『ズミラマ』は約11mm。 『校正必携 第8版』は約15mm。 ふむふむふむ。 これなら5000冊は入りそうだ。 蔵書はたぶん10000冊くらいで、 半分は物置に移動したいと目論んでいたから、目標達成。 100人乗っても大丈夫なイナバ物置は、5000冊入れても大丈夫なのか。 家から物置まで5000冊も運ぶのはたった一人の作業だから、いつ終わるのか。 そもそも、家の中に置いておく本と物置に入れる本とをどういう基準で分けるのか。 ・・・・・いろいろ悩みは尽きないけど、 一直線に並べると約59メートルという本の置き場所が確保できるのはうれしい。 カニみたいな歩き方をしなくても家の中を移動できるようになる。 やっほー!
by macondo
| 2011-10-07 14:58
| 稲葉修
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