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商店街の肉屋さんの焼豚が売り切れていたので、 焼豚を買いに丸井の地下まで行ってきた。 厳密に言うと、丸井の地下に入っている「柿安」という肉屋さんの「あぶり焼豚」。 安くてうまい。 初めて柿安で焼豚を買った際は、包んでもらったその場で小銭を出してしまい、 「あ、お客様。精算は中央のレジでお願いいたします」 と言われて恥ずかしい思いをしたが、今はその話は関係ない。 図を見てほしい。 客はいくつかあるレジの通路を選択できる。 一本の通路には三つにレジがあって、好きなレジを選択できる仕組みだ。 図では、客から見て右側にあるレジを「レジA」、 左側手前のレジを「レジB1」、左側奥のレジを「レジB2」とした。 そもそも、レジAとレジB1にお客さんがいる場合、奥のレジB2が無人だったとしても、 二人のお客さんの間に割って入ることになるから、ちょっと行きにくいですよね。 レジB2担当の人から「お客様、こちらへどうぞ」と言われて初めて行ける。 で、レジB2が無人だということを知りつつ、焼豚を持って、 ともにお客さんが精算をしていたレジAとレジB1とを見比べ、 「レジAの方が早く済む」と判断し、 おもむろにレジAに向かったわけだ。 その時のことだ。 推定年齢38歳ぐらいの女性が、すごい割り込みをかましてきたのだ。 こっちはもう、レジに焼豚を置こうかなという感じで手を伸ばしかけていたところだった。 そこに、すっと割り込んできたのだ。 思わず、 「えええっ」 と、半分驚愕・半分苦笑みたいな口調で言ってしまった。 そのくらいのすごい割り込みだったのだ。 自動車同士なら間違いなく事故ってるところだろう。 相手が小学生とか中学生とか高校生とかなら注意していた。 まともな大人にならないからだ。 でも推定38歳なので、こういうのは言っても直らない。 言って直るくらいなら、最初からありえない割り込みなどしない。 それに、こっちには、無人のレジB2があったのだ。 レジB2担当者が、レジAを確保したはずの私を「こちらへどうぞ」と誘ってくれるはず。 そう分かっていたから、文句は言わなかった。 で、レジB2担当者の顔をそこで初めて見たら、笑っていたのだ。 私が思わず発した「えええっ」という声はけっこう大きかったから、 それにウケていたのだと思う。 目が合ったら笑いが大きくなったから、その点は間違いない。 笑うと同時に、「こちらへどうぞ」的な表情を浮かべていた。 ここで重要な点を確認しておきたい。 レジAには先客がいた。 レジB1にも先客がいた。ただしレジAよりも時間がかかりそうだった。 そしてレジB2は無人だった。 そして何より重要なことは、レジB2担当者がすごくかわいかったことだ。 話を戻す。 私はレジAに向かい、そこへ推定38歳女性が割り込み、 やれやれと思いながら無人のレジB2担当者を見たらすごくかわいかった。 「逆にラッキー」と思って、レジB2へ向かおうとしたその瞬間のことだ。 なんと、推定年齢38歳の割り込み女は、 B2レジが無人であることにそこで初めて気付いたらしく、 あろうことか、割り込んだレジAをキャンセルし、 素早くレジB2に移動したのだ。 ここでまた私は思わず、 「えええっ」 と、20%驚愕・80%苦笑みたいな口調で言ってしまった。 おいおいおい。 内心、すごくかわいいレジB2担当者と、「あんな客、多いんすか?」「いや、まあ」「ま、丸井の店員さんの立場では言えないっすよね」「あはは」みたいな会話が展開するのではないかと期待していたのだ。 すべてが台無し。 すごくかわいいレジB2担当者は職業的に無機質な表情を取り戻し、 推定38歳女が買った商品のレジ打ちを始めた。 私は文句も言わず潔くレジAが空くのを待って、精算を済ませた。 推定38歳女が買った品数はすごく多く、 こちらが精算を済ませたあともレジB2にいたから、 よほど「地獄へ落ちろ」と言おうと思ったが、心の中で言うにとどめた。 こんな困った世の中なのだが、9階の紀伊國屋書店では素晴らしい本が私を待ち受けていたのだった。 次のブログにつづく!
by macondo
| 2011-05-20 21:30
| ヘイ!ニーセーター
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