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言葉を大事にすることが職務といってもいいのに、 二つ前のブログで「言葉では説明できない」などと書いてしまいました。 深く反省。 丸善のカバーのかけ方について説明します。 分かりやすくするために写真も付けます。 下が丸善。 違いは一目瞭然ですね。 「通常」が、カバーを折り込んだだけなのに対し、 丸善は、カバーの折り返しが、 本と、本にもともと付いているカバーと、そして帯とを包んでいます。 これは拡大写真。 「通常」の場合、重力の影響、 および本・カバー・帯・書店カバーの間の摩擦係数の小ささによって、 読んでるうちにそれぞれがズルズルとズレていきます。 時々トントンと整えなければなりません。 一方、丸善方式の場合、書店カバーが本・カバー・帯を包んでいるので、ズレません。 すこぶる快適に読書ができる。 昔はこの方式でカバーをかけてくれる本屋さんが、 丸善以外にもたくさんあったものでした。 もっと丁寧なカバーのかけ方もあって、 それは・・・・・これはさすがに言葉で説明するのが困難なので省略。 リクエストがあれば写真付きでご説明します。 大事な本を保管するにはこの方法が一番。 高校生の時、初めて日本橋の丸善で本を買ったら、 その「もっと丁寧なカバーのかけ方」をしてくれました。 当時の丸善ではそれが普通でした。 店員さんの鮮やかな手さばきに感動したものです。 今は少し簡略化されて、現在の丸善方式になっているわけですが、 それでも「通常」に比べれば誠意が感じられます。 店員さんの手さばきの美しさも健在です。 そして、ずっとカバーをかけておきたくなるこのデザインも健在。
by macondo
| 2010-04-17 12:18
| 本
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