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朝鮮学校の生徒たちが大挙していた国分寺駅前商店街を通ったのは、 荻窪のささま書店に行くために、電車に乗らなければならなかったからである。 荻窪は自転車でホイッと行ける距離だが、 ささまる(ささま書店に行くことをこう言う)となると、 自転車を置く場所がないし、帰りの荷物が重くなる。 よって、電車。 2009年12月27日以来のささま書店。 まずカゴに入れたのはこの5冊。 ●精興社明朝の活版印刷 ●本の内容には興味がない 私はmixiで「精興社」というコミュニティを作ったほどの精興社明朝好きである。 左から3冊めまでは105円均一の棚、 『長谷川如是閑集』は315円均一の棚から見つけた。 「長谷川如是閑」は「はせがわ・にょぜかん」と読む。覚えられない。 『筑摩書房の三十年』は840円。 いやあ、精興社明朝って、本当にきれいですね。 2段組にぎっしり組んでも重くならないところは、さすが精興社明朝。 いや、重いけど。 横組でもきれいなのは、さすが精興社明朝。 表組が美しいのは、さすが精興社明朝。 縦の罫線の太さが乱れているのは活版印刷ならでは。 愛おしい。 DTPではこんな味わいはゼッタイに出ない。 「本の内容には興味がない」と書いたが、 『筑摩書房の三十年』は読むかも。
by macondo
| 2010-03-06 19:59
| 本
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